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物を売るな、イメージを売れ

お客さんに物を売ってはいけません。

というよりも、物を売っても売れません。

なぜ、お客さんは物を買うのでしょうか。

お客さんが物を買うのは、その物が欲しいわけではなく、
買った物を使っている自分を想像しながら買っています。

なぜ、ブランド品のバッグを欲しがるのでしょうか。

バッグの機能だけで考えれば、
町のかばん屋さんで買った物でも、十分丈夫で機能的ですし、
むしろ、物によっては、ブランド品のバッグは使いにくかったりします。

しかし、ブランド品のバッグは高価でも売れるのです。

女性は、表参道をショッピングするときや、
パーティーに出かけるときは、
町のかばん屋さんのバッグではダメなのです。


高級ブランドや、化粧品メーカーは、物ではなく
イメージを売っています。
価格の8割がイメージ代金と言ってもいいかもしれません。

何かの商品を紹介するときに、
その物の機能だけを紹介するのではなく、
その物を使ったときのイメージを連想させながら紹介すると
その効果は絶大なものになります。



花を売らない花売り娘の物語

花を売らない花売り娘の話ですが、
花を買う人は、花そのものが欲しいわけではなく
花を贈った人の笑顔が見たいとか、
花を飾った部屋で生活したいという
付加価値を買っているという事だそうです。



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